2022-06

医学統計学

Rで記述統計を簡単に:基本統計量~summary, describe, stat.desc, aggregate, describeBy

以前にエクセルの基本統計量のような記述統計結果をRで簡単に求める方法を紹介しました。 今回はその復習にプラスして他の方法を紹介します。多くはパッケージを使ったものですから簡単に、詳しい記述統計量を求めることができますので、是非、試してみてく...
医学統計学

Rを使ってウェルチ検定(Welch test)を簡単に求めてみる

独立した2群間の平均を比較する場合 t検定 Welch検定 の2つの方法があります。 t検定とWelch検定の違い t検定(Studentのt-検定)は, 2群が正規分布に従う母集団から抽出されたと仮定 2群の母分散は等しいことを仮定 一方...
R basic

Rで簡単に棒グラフ(帯グラフ)を作成する方法:barplot

棒グラフ(Bar plots)とは、カテゴリー変数の頻度を縦方向や横方向に伸びる棒で表したグラフです。 基本的な棒グラフの作成 Rで棒グラフを作成する場合の基本形は以下のようになります。 barplot(データ) barplot()関数を使...
R basic

分析上手のコツ!Rのreshape(melt,cast) でデータを簡単に加工・整形

集めたデータはRaw dataと呼ばれ、このRaw dataを整形(データクレンジング)・加工することが分析の第一歩といっても過言ではありません。 そこで、今回はRのreshapeパッケージを取り上げます。 reshapeパッケージとは r...
医学統計学

統計初心者でも簡単!二項分布とR関数:dbinom, pbinom, qbinom, rbinomについて

今回は「成功か失敗」、「有る・無し」の確率を扱う二項分布について統計初心者の方でも簡単に理解できるようにまとめます! ベルヌーイ試行 まず二項分布を理解するために必要な、ベルヌーイ試行から始めます。ベルヌーイ試行は、「成功か失敗」、「有る・...
R programming

R初心者でも簡単!複数のグラフを表示・結合する方法:par, layout, mfrow, mfcol

Rでデータ分析をした後、視覚的なツールとしてグラフを作成しますね。通常はグラフは1つ1つ表示されますが、複数のグラフを比較した時は各グラフWindowをデスクトップ上に並べたいですね。 今回は、複数のグラフを表示させる方法を2つ紹介します。...
医学統計学

R初心者でもOK! 単回帰分析とlm関数を分かりやすく説明します

単回帰分析とは 単回帰分析は、2つの変数間の関係を要約して調べることができる統計手法です。このとき、 x軸:予測変数・説明変数・独立変数 y軸:応答変数・結果変数・従属変数 と呼ばれます。 今回の説明では、xを「予測変数」、yを「応答変数」...
医学統計学

統計初心者でもOK!Rを使ったリスク比とオッズ比を簡単に説明します!

はじめに 量的(カテゴリー)データを対象とした研究論文では、アウトカム効果を示す尺度にオッズ比(OR)やリスク比(=相対リスク:RR)を用いています。 でも、オッズ比やリスク比はよく耳にしますが、しっかりと理解されていないことが多いので、今...
医学統計学

統計初心者でも分かる:割合(比率)の信頼区間と割合(比率)の差の信頼区間

以前の記事で信頼区間については触れましたが、信頼区間とはある信頼度で母集団のパラメータを含むと思われる範囲の事でした。 今回は、割合(比率)の信頼区間、つまり、 「ある信頼度で母集団の割合を含むと思われる値の範囲」 についてまとめていきます...