メモ帳などでTXT形式で保存されたデータと遭遇することが時々ありますね。
例えば、こんな感じ、
このTXT形式のファイルをR(Rstudio)で読み込む場合、read.delim()を使います。
read.delim関数の基本構文
基本形は、
read.delim(file, header=TRUE, sep=’\t’)
です。
file: | "ファイル名.txt" |
header: | 表頭の有無、デフォルトは有り設定 |
sep: | 表の区切り、デフォルトはタブ区切り設定 |
タブ切りファイルを作成
では、例を使いながら解説します。
まずは、サンプルデータフレームを作成するところから始めます。
df <- data.frame (team = c("A", "B", "C", "D"),
points = c(88, 70, 78, 66),
assists = c(12, 16, 8, 12),
rebounds = c(16, 5, 8, 4))
次に、タブ区切りファイルにエクスポートします。
write.table(df, "point_record.txt", quote = FALSE, sep = "\t", row.names = FALSE)
そうするとタブ区切りファイルが出来上がります
もし、PCの何処に作成したファイルが保存されているのか不明な場合は、
getwd()
で、working directoryの場所を確認しましょう。(一般的にはドキュメントファイル内)
準備に少し手間がかかりましたが、read.delim関数を使って、タブ区切りファイルを読み込みましょう。
タブ切りファイルを読み込む
point_record <- read.delim("point_record.txt")
point_record
と、入力すると、結果は
となり、タブ区切りファイルが無事に読み込めました。
Rのファイル読み込み関数は色々ありますが、今回はread.delim関数の解説でした。
とっても簡単でしょう?!
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